男きものには、歴史の中で人々が洗練してきたトリセツやシキタリのようなものがあります。
それも時代やライフスタイルに合わせて、洗練されて進化していくもの。
「伝統も、文化も、遊び心も、男の余裕のうち。」
くらい気楽にかまえて貴方の男きものを楽しんでください。
男きものとスーツ
比べてみると意外とわかりやすい。男きもの と スーツ の関係。
比べてみると意外とわかりやすい。
男きもの と スーツ の関係。
男きものの主な種類
カジュアルな紬から正装の黒紋付まで、
男きものは大きく分けて4種類あります。
つむぎ
紬
日常着や特産品を発祥とする紬は、大島や結城、米沢など全国各地に郷土の紬が数多くあるのも特徴です。着るほどに風合いが変化し肌になじむので、革製品やデニムのように、時をかけて自分用に育てる楽しみを感じてください。
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おめし
御召
御召は、徳川家斉が好んで着用(御召しになった)したことに由来する絹織物。コシがありながらも紬よりしっとりと身体になじみ、男きものでは、格のある帯や袴などを合わせることによって、カジュアルからセミフォーマルまで、幅広いシーンで活躍します。
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えどこもん
江戸小紋
江戸時代、倹約令のなかでも諸大名がセンスと技を磨きあい裃(かみしも)に使った絹の染物。無地に見えるほど細かい小紋柄は、渋好みだった江戸っ子達にも粋だと愛され、格が高いとされる「江戸小紋五役」や洒落のきいた「いわれ小紋」など、色や柄によってTPOを使い分けます。
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くろもんつき
黒紋付
日本のブラックフォーマル。洋装で言うところのモーニングコートやタキシードにあたり、冠婚葬祭すべてに通用する正装です。羽二重の羽織・きものに代々受け継ぐご自身の「家紋」を背・両胸・両袖と染め抜き、袴を着用することで、もっとも格式の高い第一礼装となります。
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きもののTPO
格式ばかりこだわる必要はありません。洋装のジャケットにあたる羽織や、
格上げアイテムの袴も、シーンに合わせて気軽に楽しみましょう。
格式ばかりこだわる必要はありません。
洋装のジャケットにあたる羽織や、
格上げアイテムの袴も、
シーンに合わせて気軽に楽しみましょう。
着用時期の目安
だいたいの目安ですので、暑がりさんも寒がりさんも体感やお天気に合わせればOKです。
だいたいの目安ですので、
暑がりさんも寒がりさんも
体感やお天気に合わせればOKです。
男きものの選び方
興味がわいたら自分のきものを選んでみましょう。
![男きものの選び方](http://kimonoman.jp/wp/wp-content/uploads/2018/06/pc5.png)
![男きものの選び方](http://kimonoman.jp/wp/wp-content/uploads/2018/06/sp5.png)
小物にこだわる
羽織・きもの・帯など
アイテムがシンプルな男きものは、
小物で存分に楽しみましょう。
ふくろもの
袋物
財布やスマホなどをすっきりと収納できる和装バッグ。
木綿や革、印伝や組紐との異素材使いなどデザインは多種多様です。
せんす
扇子
小粋な着姿を演出するアイテム。
角帯に差して着こなしのアクセントにしたり、祝いの席には「末広」の意味でも用いましょう。
はおりひも
羽織紐
羽織の乳と呼ばれる部分に結ぶ紐。
組紐、石やガラスを配したものなど、素材や形状にはさまざまなタイプがあります。