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侍たちの伝統色 猩猩緋

SAMURAIの人気アイテム『刀-KATANA-』は、

日本の伝統色に糸を染め、30種に織られた反物から

好みを選べる男きものセットです。

最後にご紹介するのは、猩猩緋の反物(無地/縞柄)です。

 

猩猩緋(しょうじょうひ)

鮮やかな黄みの赤色。


猩猩とは古代中国に伝わるたいへんお酒好きの霊獣。

ルーツは東南アジアの森の王者、オランウータンとも言われ

日本では顔や髪が真っ赤な山の精霊、または妖怪として

能や舞踊、歌舞伎などにも登場します。

その高揚する緋色をさして

これなるは、霊獣・猩猩の血を原料とする猩猩緋。

実際にはインドから東南アジア地域で採れる貴重な染料によるものでしたが

伝説とともに南蛮交易・舶来の色として室町時代に伝わり

数々の戦国武将たちに好まれました。


有名どころだけでも

武田信玄率いる武田軍の赤備え。

織田信長、豊臣秀吉、徳川家康は陣羽織に。

“日の本一の兵” と謳われた真田信繁(幸村)率いる真田軍の赤備え。

“井伊の赤鬼” と呼ばれた井伊直政率いる井伊軍の赤備え。

江戸時代に入ると

“江戸の華” であった町火消したちの火事装束にも登場します。


戦いに正々堂々と挑み

己と味方を鼓舞し、敵を圧倒する

まさしく、日の本の侍たちに愛された伝統色です。

 

 

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『刀-KATANA-』

 

日本和装グループの博多織メーカーである、

はかた匠工芸が独自開発した「御召 おめし」です。

御召は、江戸幕府第11代将軍・徳川家斉が好んで着用した(召した)ところに由来すると言われており、

色柄の組み合わせによって、洒落着から略礼装まで幅広いシーンでお召しいただける絹織物です。

名前の成り立ちからして、将軍や武士に愛用されたからこそなのですね。

 

生地はオリジナルの壁縮緬。

職人たちが数百通りもの経糸×緯糸の組み合わせを吟味し、

ほどよい絹の艶とハリのある、上質な質感を生み出しました。

体に合わせてもごわつかず、見る人にもきちんと整った印象を与えます。

無地や柄、豊富な反物から好みを選べば、

正絹の男きもの一式が、とてもお手頃にオーダーメイドでそろうセット商品です。

 

「刀-KATANA-」¥198,000
セット内容:きもの+羽織+帯+長襦袢+仕立て代
※羽織紐・胴裏は別売りになります。
※4月1日より税込み金額表示となりました。

表情豊かな縞の鉄紺色

SAMURAIは7周年を迎えます。

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