唐草と献上柄を組み合わせて
黒地に蒼く輝く絹が
凜々しい帯になりました。
張りがあるのに、しなやか。
スルスルッ、キュッと締めやすいのに、とけにくい。
繊細なのに丈夫。
矛盾をはらんだような表現がしっくりとくる博多帯は
かつては多くの侍が締める帯でした。
770年以上受け継がれてきた博多織の技が
この相反する特徴を生み出し、重い鋼の刀を支える要であったそうです。
そう言われてみれば、昭和の頃の時代劇
桃太郎侍や暴れん坊将軍に、遠山の金さん
助さんや角さんなどなど。
思い返してみると、みんなお侍さんは締めていませんでしたか?
白や藍の地に献上柄の博多帯。
魔除けと繁栄を意味する伝統柄が
1周どころじゃない、何周もまわって新しい
今の博多帯です。
こちらの商品は、オンラインショップでもご購入いただけます。
角帯「博多織/唐草模様」¥19,800(税込)
素材:絹100%
COLOR:黒(青系)