雪深い冬、厳しい夏の暑さで知られる
みちのく山形県の米沢から、男前な帯が届きました。
左は「裂織り さきおり」といって、
一度織った絹織物を糸状に裂いて、さらにもう一度織り込んだ角帯。
日々のきものにも気取らず溶け込む上質感のある帯です。
右は「髭紬 ひげつむぎ」といって、
織りの面から髭のように絹糸をたくさん引き出しながら織り上げた角帯。
渋さのなかにも、どこかほっこりとした
優しさを感じる魅力のある帯です。
どちらも非常に手間ひまのかかる品ですが、
米沢の職人さんが、手間を惜しまず心を込めてつくられた逸品です。
左「角帯 たけぜん(裂織り)」 ¥68,000(税別)
素材:絹100%
右「角帯 たけぜん(髭紬)」 ¥38,000(税別)
素材:絹100%