墨黒の縞。
SAMURAIの人気アイテム『刀-KATANA-』は、
日本の伝統色に糸を染め、30種に織られた反物から好みを選べる男きものセットです。
その中から、墨黒の反物(縞)をご紹介します。
墨黒(すみぐろ)
文字の通り、黒い墨の色。
墨の黒を中心に、紅白をあわせた3色は、日本の美をつくる究極の色ともいわれ、
今でも歌舞伎役者さんや芸妓さんのお化粧に美意識の片鱗が見られます。
江戸時代、通人(心身ともにお洒落な人)の色とまで異名をとった墨黒。
無彩色だからこそ着る人の色彩があざやかに出る、
江戸の人々はきっとご存じだったのでしょう。
縞柄は、凜としたなかにも男性的な優しさを感じる、
肌馴染みの良い色を子持ち縞に織り込みました。
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日本和装グループの博多織メーカーである、
はかた匠工芸が独自開発した「御召 おめし」です。
御召は、江戸幕府第11代将軍・徳川家斉が好んで着用した(召した)ところに由来すると言われており、
色柄の組み合わせによって、洒落着から略礼装まで幅広いシーンでお召しいただける絹織物です。
名前の成り立ちからして、将軍や武士に愛用されたからこそなのですね。
生地はオリジナルの壁縮緬。
職人たちが数百通りもの経糸×緯糸の組み合わせを吟味し、
ほどよい絹の艶とハリのある、上質な質感を生み出しました。
体に合わせてもごわつかず、見る人にもきちんと整った印象を与えます。
無地や柄、豊富な反物から好みを選べば、
正絹の男きもの一式が、とてもお手頃にオーダーメイドでそろうセット商品です。
「刀-KATANA-」¥185,000(税別)
セット内容:きもの+羽織+帯+長襦袢+胴裏+仕立て代
※羽織紐は別売りになります。